“たかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
15.4%
11.5%
多加志11.5%
11.5%
11.5%
7.7%
高領7.7%
3.8%
3.8%
3.8%
(他:3)11.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たかしいふ。かづらはふ雑木林を開いて濃き紫の葡萄圃ぶどうほとなさむか。(九月十一日)
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
たかしいふ余は人麻呂は必ず痩せたる人にてありしならむと思ふ。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
そんなときふと邪慳じゃけんな娼婦は心に浮かび、たかしたまらない自己嫌厭けんおちるのだった。
ある心の風景 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
分譲地「泰平郷」の入口まで来ると、建設事務所にもちよつと顔を出しておかうと思つた。主任の粕谷が村の青年小峯たかしと話をしてゐる。
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
のみならず母は次男の多加志たかしに牛乳やトオストを養っていた。
年末の一日 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
日の暮には多加志たかし洗腸せんちょうをした。
子供の病気:一游亭に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
たかしはこの間、やはりこの城跡のなかにあるやしろの桜の木で法師蝉ほうしぜみが鳴くのを、一尺ほどの間近で見た。
城のある町にて (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
城でのそれを憶い出しながら、彼は家へ帰って来た。家の近くまで来ると、隣家の人がたかしの顔を見た。そしてあわてたように
城のある町にて (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
聞いてみると、故郁子の姉の子加世子には従兄いとこの画家たかしも来ているらしかった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
護の子、たすくたかししげるなど、それぞれ、領土を分けて、門戸をもち、総称して、この一門のことを“常陸源氏ひたちげんじ”といい囃している。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから顔をあげようとしなかった。たかしはふと息をんだ。彼にはそれがいかに壮大な眺めであるかが信じられた。
冬の日 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
たかしはなにか露悪的な気持にじりじり迫られるのを感じながら、嫌悪に堪えたその犬の身体つきを終わるまで見ていた。
冬の日 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
神と大稜威おほみいつ高領たかしらせば、
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
神と大稜威おほみいつ高領たかしらせば、
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
鏡子はもう幾ふんかののちせまつた瑞木や花木やたかしなどとの会見が目に描かれて、泣きたいやうな気分になつたのを、まぎらすやうに。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
『僕は三番なのよ。叔母さん、たかしは四番です。』
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
『それは弱った。そちの食養が乏しいためか、生れる子は、清もたかしも、みな病弱だ。この上に、弱い子を生んで、風波の世へ送り出すのも罪、世のためにも、家のためにもならぬ。不愍ふびんだが、鼠屋の黄王散きおうさんを買って、そっと、飲んでくれい』
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
歸りの乘合自動車の中で、路易のとなりに腰かけてゐたたかしといふ一人の友人が冗談のやうに彼に耳打ちした。
(旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
ふつと霧につゝまれた松林のなかから、たかしの喜びにみちたやうな聲を聞いた時、多緒子ははつとして大きな眼を見はりながら、
(旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
彼女たちは、子供にとつて恐ろしい百日咳の話しを幾度となく聞いたので、たかしが子供をつれてすぐ近所の小兒科の醫者に行つた。
(旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
町子 では、早速、お願ひいたします。ざつとでよろしうございますから……。有田さん、たかしさんの体温表をもつて来てお目にかけて御覧なさい。
ママ先生とその夫 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
鷹師たかしきみやるには、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
鷹師たかしのもとにおとづれて、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)