“多加志”の読み方と例文
読み方割合
たかし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廊下を抜けた茶の間にはいつか古い長火鉢の前に昼飯の支度も出来上っていた。のみならず母は次男の多加志に牛乳やトオストを養っていた。
年末の一日 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
Sさんは午前に一度、日の暮に一度診察に見えた。日の暮には多加志洗腸をした。多加志は洗腸されながら、まじまじ電燈の火を眺めていた。
子供の病気:一游亭に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
多加志はやっと死なずにすんだ。自分は彼の小康を得た時、入院前後の消息を小品にしたいと思ったことがある。
子供の病気:一游亭に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)