“だか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
23.3%
16.7%
6.7%
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なに、本さへ出来上つたら、請合うけあつて百五十回位は舞台にのぼせて見せるさ。一回のあがだかがざつと五千フランとして、百五十回で七十五万法。
本当に少さいうちから抱いて寝たいけれども、何だか隔てゝいる中で、おれが抱いて寝るとおとっさんに云われたが、お前の方からだかって寝たいと云うのはしんに私は可愛いよ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それ故に人だかりのする営業者や、或いは富有なるものの祝儀不祝儀の際などに、宿の者に一定の金を与えるのは、つまりこれに対する報酬で
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
 お絹の家の前の人だかりを不審に思って立ち止る。井戸端のお内儀が囁き合った。
恋と十手と巾着切 (新字新仮名) / 山中貞雄(著)
「最初の贈りだかがたりませんでな。手前の主人も、さんざ吉良様にいじめ抜かれ、すんでのことで刃傷にんじょうにおよぶところ、手前が、遅ればせに、例の天瓜冬の届け直しをやって、はははは——。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)