“足代場”の読み方と例文
読み方割合
あじろば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるかにいぬ長吠ながぼえして、可忌いまはしく夜陰やいんつらぬいたが、またゝに、さとはうから、かぜのやうにさつて、背後うしろから、足代場あじろばうへうづくまつた——法衣ころもそでかすめてんだ、トタンになまぐさけものにほひがした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)