“人足寄場”の読み方と例文
読み方割合
にんそくよせば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栄二は仮牢に七日いたあと、石川島の「人足寄場にんそくよせば」へ送られた。又左衛門は自分で吟味をし、いろいろと親切にふるまった。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
……お静の父親の船宿は、石川島の人足寄場にんそくよせばと小さな堀をへだてて塀ずりあわせになっているんで石川島へ行った帰りなどによく寝ころがりに行くんで、それでこういう話を知っているんです……
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)