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人足寄場
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にんそくよせば
ふりがな文庫
“
人足寄場
(
にんそくよせば
)” の例文
栄二は仮牢に七日いたあと、石川島の「
人足寄場
(
にんそくよせば
)
」へ送られた。又左衛門は自分で吟味をし、いろいろと親切にふるまった。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
……お静の父親の船宿は、石川島の
人足寄場
(
にんそくよせば
)
と小さな堀をへだてて塀ずりあわせになっているんで石川島へ行った帰りなどによく寝ころがりに行くんで、それでこういう話を知っているんです……
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“人足寄場(加役方人足寄場)”の解説
加役方人足寄場(かやくかたにんそくよせば)とは、江戸幕府の設置した軽罪人・虞犯者の自立支援施設である。一般には人足寄場(にんそくよせば)の略称で知られている。ここでは主に江戸石川島に設置された人足寄場について述べる。
軽度犯罪者・虞犯者に対して教育的・自立支援的な手法を取り入れた処遇を行った点が当時としては画期的だった。しかし、実態は現在でいう強制収容所に近く、後述のように問題が多々あった。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“人足”で始まる語句
人足
人足廻
人足指
人足差
人足頭