“一脚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとあし57.1%
いっきゃく14.3%
いつきやく14.3%
ひとつ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左右は千丈の谷なり、ふむ所わづかに二三尺、一脚ひとあしをあやまつ時は身を粉砕こなになすべし。おの/\忙怕おづ/\あゆみてつひ絶頂ぜつてうにいたりつきぬ。
隔ての唐紙からかみを取払い、テーブルを一脚いっきゃく東向きにえ、露ながら折って来た野の草花を花瓶かへい一ぱいにした。女郎花おみなえし地楡われもこう、水引、螢草、うつぼ草、黄碧紫紅こうへきしこう入り乱れて、あばら家も為に風情ふぜいを添えた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
まくらちか一脚いつきやくつくゑゑたるは、をりふし硯々すゞり/\び、書物しよもつよむとてあり學校がくかうのまねびをなせば、こゝろにまかせてかみいたづらせよとなり、あにといへるは何心なにごゝろなく積重つみかさねたる反古紙ほごがみりてれば
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しの「いえ何でも宜うがす、無駄だから、それに位牌いへえいッける机を一脚ひとつ