“平沼”の読み方と例文
読み方割合
ひらぬま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トロリとした間(ま)に鶴見(つるみ)も神奈川(かながは)も過(す)ぎて平沼(ひらぬま)で眼(め)が覺(さ)めた。僅(わづ)かの假寢(うたゝね)ではあるが、それでも氣分(きぶん)がサツパリして多少(いくら)か元氣(げんき)が附(つ)いたので懲(こり)ずまに義母(おつかさん)に
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
大串(おほくし)から續いた館大寶(たてだいはう)は、西は平沼(ひらぬま)(後の大寶沼(だいはうぬま))東は鳥波(とば)の海(うみ)に挾まれて、唯「島(しま)」と呼ばれた頃らしい、黒鳥(くろとり)なにがしの築いた城は島の城と呼ばれたといふ口碑(つたへ)はあるけれど
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
金(きん)ととの話も水ぐるまの唱歌も耳にとめず、この小(ちいさ)き児(こ)の胸知らぬ汽車は瞬(またた)く内に平沼(ひらぬま)へ着き候時、そこの人ごみの中にも父さま居給ふやと、ガラス戸あけよと指さしして戸に頭つけ候に
ひらきぶみ (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)