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平沼
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ひらぬま
ふりがな文庫
“
平沼
(
ひらぬま
)” の例文
トロリとした
間
(
ま
)
に
鶴見
(
つるみ
)
も
神奈川
(
かながは
)
も
過
(
す
)
ぎて
平沼
(
ひらぬま
)
で
眼
(
め
)
が
覺
(
さ
)
めた。
僅
(
わづ
)
かの
假寢
(
うたゝね
)
ではあるが、それでも
氣分
(
きぶん
)
がサツパリして
多少
(
いくら
)
か
元氣
(
げんき
)
が
附
(
つ
)
いたので
懲
(
こり
)
ずまに
義母
(
おつかさん
)
に
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
大串
(
おほくし
)
から續いた
館大寶
(
たてだいはう
)
は、西は
平沼
(
ひらぬま
)
(後の
大寶沼
(
だいはうぬま
)
)東は
鳥波
(
とば
)
の
海
(
うみ
)
に挾まれて、唯「
島
(
しま
)
」と呼ばれた頃らしい、
黒鳥
(
くろとり
)
なにがしの築いた城は島の城と呼ばれたといふ
口碑
(
つたへ
)
はあるけれど
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
金
(
きん
)
ととの話も水ぐるまの唱歌も耳にとめず、この
小
(
ちいさ
)
き
児
(
こ
)
の胸知らぬ汽車は
瞬
(
またた
)
く内に
平沼
(
ひらぬま
)
へ着き候時、そこの人ごみの中にも父さま居給ふやと、ガラス戸あけよと指さしして戸に頭つけ候に
ひらきぶみ
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
平沼
(
ひらぬま
)
と聞いた時にはほのかに心のときめくのを覚えた。
帰つてから
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
沼
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家