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大串
ふりがな文庫
“大串”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおぐし
88.9%
おほくし
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおぐし
(逆引き)
以前と同じような澄ました
面
(
かお
)
で、釜前に火をくべていて、片手には
大串
(
おおぐし
)
を持って、それで釜の中の肉を突きさしては
頻
(
しき
)
りに食べている。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大きいのはなんに用いても、
大味
(
おおあじ
)
で
駄目
(
だめ
)
なものだ。うなぎの
大串
(
おおぐし
)
はまだしも、あなごの大串に至っては、絶対におもしろくない。
鱧・穴子・鰻の茶漬け
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
大串(おおぐし)の例文をもっと
(8作品)
見る
おほくし
(逆引き)
秋風
(
あきかぜ
)
に白波さわぎと萬葉集にうたはれたのは
思
(
おも
)
へば久遠の時代であるやうだけれど、
平
(
たひら
)
の
將門
(
まさかど
)
が西の
大串
(
おほくし
)
から、
東
(
ひがし
)
の
小渡
(
こわたり
)
へ船を漕いだ時は、一面の
水海
(
みづうみ
)
だつたとはいふまでもない。
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
大串
(
おほくし
)
から續いた
館大寶
(
たてだいはう
)
は、西は
平沼
(
ひらぬま
)
(後の
大寶沼
(
だいはうぬま
)
)東は
鳥波
(
とば
)
の
海
(
うみ
)
に挾まれて、唯「
島
(
しま
)
」と呼ばれた頃らしい、
黒鳥
(
くろとり
)
なにがしの築いた城は島の城と呼ばれたといふ
口碑
(
つたへ
)
はあるけれど
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
大串(おほくし)の例文をもっと
(1作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
串
常用漢字
中学
部首:⼁
7画
“大串”で始まる語句
大串元善
大串葉絵
検索の候補
大串元善
大串葉絵
“大串”のふりがなが多い著者
横瀬夜雨
作者不詳
内田魯庵
中里介山
佐々木味津三
吉川英治
北大路魯山人
山本周五郎
太宰治