“あくるあさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翌朝89.1%
明朝4.3%
翌旦2.2%
翌暁2.2%
翌曉2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝あくるあさになって名音は、平生いつものように起きて朝の礼拝を終り、前夜のことを住持に話そうと思っていると、玉音が急に緊張した顔になった。
法華僧の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
れたような不愉快な気分が、明朝あくるあさも一日続いた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
あんなにしたたか斧で砍ったのを蚋が螫したとは、到底手におえぬ奴だ、何とかして立ち退かそうと考え、翌旦あくるあさラに、汝も妻子をちと訪ねやるがよい、大金入りの袋一つ上げるからと言うと
翌暁あくるあさ小樽に着く迄は、腰下す席もない混雑で、私は一夜ひとばん車室の隅に立ち明した。小樽で下車して、姉の家で朝飯をしたため、三時間許りも仮寝うたたねをしてからまた車中の人となつた。
札幌 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
翌曉あくるあさ小樽に着く迄は、腰下す席もない混雜で、私は一晩ひとばん車室の隅に立ち明した。小樽で下車して、姉の家で朝飯をしたゝめ、三時間許りも假寢うたゝねをしてからまた車中の人となつた。
札幌 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)