“みんちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミンチョウ
語句割合
明朝75.0%
明兆25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道衍おのれの偉功によってもって仏道の為にすとわんか、仏道明朝みんちょうの為に圧逼あっぱくせらるゝありしにあらざる也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
明朝みんちょうの中期に升何汝賓しょうかじょひんが漢文で書いた西洋火攻神器説を読んで、早くから臼砲の諸元を知っていた。一尺二寸の口径にたいして、十五尺という砲身は必要以上に長すぎる。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
蒔絵の文庫、青銅の香爐、明兆みんちょうの仏書、利休の茶柄杓、世阿弥筆の謠の本……等々高価の物ばかりであった。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
明兆みんちょうといって、豪いお坊さんだ」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)