“みんてう”の漢字の書き方と例文
語句割合
明朝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼が二十歳のころ明朝みんてうは覆滅し、滿洲から起つた清軍が北京を陷しさらに湖南湖北までを席捲した。もちろん彼は身をもつて南昌をのがれ、山深くかくれて僧となつた。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
時間的にも空間的にも遠隔者へ伝達するために存在するのだから、一目でそれとわかるやうに、明瞭にかかなけれればならぬと自覚し、それには、明朝みんてう活字を手本にかけばよからうと気づいた。
秋艸道人の書について (新字旧仮名) / 吉野秀雄(著)