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唯中
ふりがな文庫
“唯中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ただなか
75.0%
たゞなか
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただなか
(逆引き)
東
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
文化の
唯中
(
ただなか
)
に
佇
(
たたず
)
んでいるような、錯雑した気持を覚えたことを、今に忘れることができません。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
その名のとおり、夜の幕の
唯中
(
ただなか
)
に、
燦然
(
さんぜん
)
と
輝
(
かがや
)
く百光を浴びて城のように浮きあがっている歓楽の
大殿堂
(
だいでんどう
)
は、どこに
忌
(
い
)
むべき吸血鬼の巣があるかと思うほどだった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
唯中(ただなか)の例文をもっと
(3作品)
見る
たゞなか
(逆引き)
曉
(
あかつき
)
の
頃
(
ころ
)
になつて
漸
(
やうや
)
く
水
(
みづ
)
も
盡
(
つ
)
きたので、
二人
(
ふたり
)
は
其
(
その
)
中
(
なか
)
に
入
(
い
)
り、
今
(
いま
)
は
何處
(
いづく
)
と
目的
(
めあて
)
もなく、
印度洋
(
インドやう
)
の
唯中
(
たゞなか
)
を
浪
(
なみ
)
のまに/\
漂流
(
たゞよ
)
つて
居
(
を
)
るのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
と
共
(
とも
)
に、
海洋
(
かいやう
)
の
唯中
(
たゞなか
)
に
落込
(
おちこ
)
んだ
吾等
(
われら
)
兩人
(
りやうにん
)
は、
一時
(
いちじ
)
は
數
(
すう
)
十
尺
(
しやく
)
深
(
ふか
)
く
海底
(
かいてい
)
に
沈
(
しづ
)
んだが、
幸
(
さひはひ
)
にも、
落下
(
らくか
)
の
速力
(
そくりよく
)
の
割合
(
わりあひ
)
に
緩慢
(
くわんまん
)
であつた
爲
(
ため
)
と、また
浪
(
なみ
)
に
氣球
(
きゝゆう
)
が
抵杭
(
ていかう
)
した
爲
(
ため
)
に、
絶息
(
ぜつそく
)
する
程
(
ほど
)
でもなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
唯中(たゞなか)の例文をもっと
(1作品)
見る
唯
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“唯”で始まる語句
唯
唯今
唯一
唯々
唯々諾々
唯事
唯一人
唯有
唯者
唯我独尊
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