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唯中
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ただなか
ふりがな文庫
“
唯中
(
ただなか
)” の例文
東
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
文化の
唯中
(
ただなか
)
に
佇
(
たたず
)
んでいるような、錯雑した気持を覚えたことを、今に忘れることができません。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
その名のとおり、夜の幕の
唯中
(
ただなか
)
に、
燦然
(
さんぜん
)
と
輝
(
かがや
)
く百光を浴びて城のように浮きあがっている歓楽の
大殿堂
(
だいでんどう
)
は、どこに
忌
(
い
)
むべき吸血鬼の巣があるかと思うほどだった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かれは父に対する悪評のまっ
唯中
(
ただなか
)
にいて、兵たちと共に
鍬
(
くわ
)
をふるい、黙々と荒地の開墾をやっていた。……みんなはわざと通胤に聞かせるように、しきりに千坂対馬の専横を鳴らし不法を数えたてた。
城を守る者
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
唯
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“唯”で始まる語句
唯
唯今
唯一
唯々
唯々諾々
唯事
唯一人
唯有
唯者
唯我独尊