“殺(ねむ)” の例文
事情(こと)わけて叱りつけ、それでもきき入れないとなりゃ、せめてわたくしの手にかけて殺(ねむ)らせてやりたいと思うんでございます。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「いずれ、たった一人の姉を殺(ねむ)らして、身代を乗っ取ろうてえくれえの女だから——。」
暮の廿八九日ごろ、見馴れない混血児がやって来て、是非とも殺(ねむ)らして貰いたい人があるという。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)