トップ
>
やッ
ふりがな文庫
“やッ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
遣
50.0%
辛
12.5%
奴
12.5%
殺
12.5%
漸
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遣
(逆引き)
さきへ、一口
遣
(
やッ
)
つけてと。……ふーッ、さて、こう度胸の
据
(
すわ
)
った処で、一分別遣ッつけよう。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やッ(遣)の例文をもっと
(4作品)
見る
辛
(逆引き)
二三度
彼方此方
(
あちこち
)
で小突かれて、
蹌踉
(
よろよろ
)
として、
危
(
あや
)
うかったのを
辛
(
やッ
)
と
踏耐
(
ふんごた
)
えるや、
後
(
あと
)
をも見ずに
逸散
(
いっさん
)
に宙を飛で
家
(
うち
)
へ帰った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
招魂社の裏手の知れ
難
(
にく
)
い
家
(
うち
)
で、車屋に散々こぼされて、
辛
(
やッ
)
と尋ね当てて見ると、門構は門構だが、
潜門
(
くぐりもん
)
で、国で想像していたような立派な
冠木門
(
かぶきもん
)
ではなかった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やッ(辛)の例文をもっと
(1作品)
見る
奴
(逆引き)
これ粂之助ちょっと
此処
(
これ
)
へ来い、
汝
(
おのれ
)
はまだ年は十九で、虫も殺さぬような顔附をして居るが太い
奴
(
やッ
)
ちゃ、
体
(
てい
)
よくお嬢様を誘い出して、不忍弁天の池の
縁
(
ふち
)
の淋しい処でお嬢様を殺して、金を取って
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やッ(奴)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
殺
(逆引き)
「何、そりゃ、ちゃんと心得てら。でも、あの余計にゃあ無いもんだ。こいつあね、蠅じゃあ大きくって、駄目なの、小さな奴なら
蜘蛛
(
くも
)
の子位は
殺
(
やッ
)
つけるだろう。こら、
恐
(
こわ
)
いなあ、まあ。」
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やッ(殺)の例文をもっと
(1作品)
見る
漸
(逆引き)
理窟は
扨
(
さて
)
置いて、この
面舐
(
かおな
)
めの一儀が済むと、ポチも
漸
(
やッ
)
と是で気が済んだという形で、また庭先をうろうろし出して、椽の下なぞを覗いて見る。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やッ(漸)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
やっ
やつ
やうや
ようや
やら
うな
うぬ
おの
がき
きやつ