“きやつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彼奴81.0%
渠奴9.5%
4.8%
此奴4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから良し費消したところで、民事の制裁を受くべきものであるに、彼奴為にするところあつて、突然と予審廷へ告訴したんです。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
渠奴の長処は妙に記憶が好いので日本の新聞雑誌を読んで外国通を極込むのだ。元来日本人は西洋の事情に暗い子。俺が毛唐の犬を知つてるほどに中々行かんさうだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
徐々かけ座敷へ上らんとするに下男の彌助心の彌々迷惑に思ひに何とか云て何れにもらぬやう追出して仕廻んともじ/\手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
の有べきやはて不思議なる事もあるものだした譯の金なるやとく考へしがて見れば一文貰ひの苦紛れに切取強盜
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見返りしに人影もなく丁度往來も途絶えしかばその邊にて殺さんと思へども此奴勿々の曲者なれば容易ひ難しれども幸ひ今宵はにてさはくらしにも遣過してと思ひ故意と腰を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)