“ぶか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
62.0%
部下20.0%
廡下14.0%
武火2.0%
署員2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四日つづけてかの女は来た。そのたんびにだんだん優しくも、愛情あいじょうぶかくもなっていったが、やはりいくらかひかえ目にするところがあった。
さむらいのくせにして、慾に目がくらんで味方みかたを売る裏切うらぎりもの、多くの部下ぶかの見せしめのため、陣馬じんばはらち首にしてあげる
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
生を微賤の家にけしにも因るべく、最初に受けし教育にも因るべく、又恆に人の廡下ぶかに倚る境遇にも因るなるべし。
こいつが曝露ばれたら署員ぶかが承知せん話じゃがな……姉歯という奴は早川よりも上手うわての悪玉なんだ。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)