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かきべ
ふりがな文庫
“かきべ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
カキベ
語句
割合
部曲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部曲
(逆引き)
かつて
御産屋
(
みうぶや
)
に奉仕した者、またはその
縁故
(
えんこ
)
を引く人々をもって組織した
部曲
(
かきべ
)
であって、これに
由
(
よ
)
って御名を永き世に留めんとしたものと、普通に解釈せられていてまだ異説はない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
此が、
日奉部
(
ひまつりべ
)
(又、
日祀部
(
ひまつりべ
)
)なる聖職の団体で、その舎人出身なるが故に、詳しくは日奉大舎人部とも言うた様である。此
部曲
(
かきべ
)
の事については、既に前年、柳田先生が注意していられる。
山越しの阿弥陀像の画因
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
やや似た境遇にある者でイタカという
部曲
(
かきべ
)
があったこと、それから推して行くと上代において板挙と書き、後々
市女
(
いちめ
)
または一の
御子
(
みこ
)
などと呼ばれた、神に仕える一種の女性があったのも
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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