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部
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へ
つと
立ちて
部やの
外へ
出給ふを、
追ひすがりて
袖をとれば、
放さぬか
不埒者と
振切るを、お
前樣どうでも
左樣なさるので
御座んするか、
私を
浮世の
捨て
物になさりまするお
氣か、
私は
一人もの
奧樣は
立上がつて、
私は
大層邪魔をしました、
夫ならば
成るべく
早く
休むやうにお
爲、
私は
行つて
寢るばかりの
身體、
部やへ
行く
間の
事は
寒いとても
仔細はなきに、
搆ひませぬから
此れを
着てお
出
蘭奢にむせぶ
部やの
内、
燈籠臺の
光かすかなり。
“部”の意味
《名詞》
(ブ)中国や韓国や台湾やベトナム(∴日本と北朝鮮以外の漢字文化圏)における国家機関で、日本の「省」に当たる。一般に下位に「処」を有する。
(ブ)役所や会社において、機能ごとに分けた集団。総務部、経理部など。一般に下位に「課」を有する。
(ブ)主に学校において、課外活動(部活動)をする集団。
(べ)古代日本における職業集団。部民。べのたみ。
(出典:Wiktionary)