“こふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古風91.3%
去風4.3%
胡風4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして一目見るとすぐに、すこしあけツはなしのてんのあるかはりには、こせつかぬ、おツとりとした、古風こふう顔立かほだてであることを見て取ツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
その後陶庵侯が京都の田中村に隠退してゐる頃、漱石氏も京都へ遊びに来合せてゐたので、それを機会に二人をさし向ひにき合はせてみようと思つたのは、活花いけばな去風こふう流の家元西川一草亭であつた。
血が血だけに胡風こふうになじむことも速く、相当の才物でもあり、常に且鞮侯そていこう単于ぜんう帷幄いあくに参じてすべての画策にあずかっていた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)