去風こふう)” の例文
その後陶庵侯が京都の田中村に隠退してゐる頃、漱石氏も京都へ遊びに来合せてゐたので、それを機会に二人をさし向ひにき合はせてみようと思つたのは、活花いけばな去風こふう流の家元西川一草亭であつた。