“けいしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敬神30.0%
荊榛20.0%
軽信10.0%
京津10.0%
恵進10.0%
景真10.0%
輕信10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の父杉百合之助ゆりのすけ敬神けいしん家にして忠摯ちゅうし篤実とくじつなる循吏じゅんりなりき。彼の母児玉氏は、賢にして婦道あり、姑につかうる至孝、子を教ゆる則あり、仁恕じんじょ勤倹きんけん稼穡かしょくの労に任じ自から馬を牧するに至る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
東海の老叟ろうそう荊榛けいしんを辞す
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われ等はかかる軽信けいしん家の群に対して、言うべき何物もない。同時にわれ等の手に負えぬは、かのよどめる沼の如き、鈍き、愚かなる心の所有者もちぬしである。
われ等の最も嫌忌けんきするのは、そこに何等の批判も考慮もなしに、ただ外面のみを扮装した、似而非えぜひ人物の似而非えぜひ言論を鵜呑みにせんとする、軽信けいしん家の態度である。
先頃京都にゐる間にも三條大橋の京津けいしん電車の終點からゆけばわけないので、幾度か思ひ立ちながら毎時好機を逸してばかりゐた。
湖光島影:琵琶湖めぐり (旧字旧仮名) / 近松秋江(著)
永平えいへい初年のことである。姓はおう、名は恵進けいしんという僧があった。
宋の襄城じょうじょう李頤りいあざな景真けいしん、後に湘東しょうとうの太守になった人であるが、その父は妖邪を信じない性質であった。
「何! まだあるの? しかし大したことぢやないでせう。私は輕信けいしんしないことを先に云つときますよ。さあ。」