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仁恕
ふりがな文庫
“仁恕”の読み方と例文
読み方
割合
じんじょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんじょ
(逆引き)
彼はその神のごとき
仁恕
(
じんじょ
)
に対抗せしむるに、吾人の心のうちにある悪の
要塞
(
ようさい
)
たる傲慢をもってした。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
「せっかくの、御
好誼
(
こうぎ
)
には、越前も、越前個人として、ありがたくお受けはしますが、江戸町奉行の職において、上様の御
仁恕
(
じんじょ
)
も、
方々
(
かたがた
)
の思し召も、
容
(
い
)
れることは
罷
(
まか
)
りなりません」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坐中の貴婦人方には礼を失する罪を
免
(
まぬか
)
れざれども、予をして
忌憚
(
きたん
)
なく
謂
(
い
)
わしめば、元来、淑徳、貞操、温良、憐愛、
仁恕
(
じんじょ
)
等あらゆる真善美の文字を以て
彩色
(
さいしき
)
すべき女性と謂うなる曲線が
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仁恕(じんじょ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“仁恕”の意味
《名詞》
情に厚く、思いやりがあること。
あわれみ、罪を許すこと。
(出典:Wiktionary)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
恕
漢検準1級
部首:⼼
10画
“仁”で始まる語句
仁
仁王
仁和寺
仁王立
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仁慈
仁丹
仁和賀
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