“放埒者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうらつもの87.5%
はうらつもの12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟とはいえ、ほんらいなら門をくぐらせる弟ではない。義絶と世間へもいってあるのだ。なにしろ一族中での放埒者ほうらつものだ。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その第一というのは、さしもに北海道切っての放埒者ほうらつものと呼ばれていた龍代が、意外にも処女であった事です。
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
放埒者はうらつもので鳴らした音松の惡名は、和七もこと/″\く承知だつたのです。