トップ
>
瞼
>
まぶち
ふりがな文庫
“
瞼
(
まぶち
)” の例文
此
眼
(
め
)
の恰好だの、二重
瞼
(
まぶち
)
の
影
(
かげ
)
だの、
眸
(
ひとみ
)
の深さだの、
何
(
なん
)
でも僕に見える所丈を残りなく
描
(
か
)
いて行く。すると偶然の結果として、一種の表情が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
と
輕
(
かる
)
く
言
(
い
)
ふ……
瞼
(
まぶち
)
がふつくりと
成
(
な
)
つて、
異
(
ことな
)
つた
意味
(
いみ
)
の
笑顏
(
ゑがほ
)
を
見
(
み
)
せた、と
同時
(
どうじ
)
に
著
(
いちじる
)
しく
眉
(
まゆ
)
を
寄
(
よ
)
せた。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
豊三郎は婆さんの顔を見た。その顔は
蒼
(
あお
)
くむくんでいる。婆さんは
腫
(
は
)
れぼったい
瞼
(
まぶち
)
の奥から細い眼を出して、
眩
(
まぼ
)
しそうに豊三郎を見上げた。豊三郎は急に自分の眼を机の上に落した。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“瞼(まぶた)”の解説
まぶた(瞼/𥇥、目蓋)は、脊椎動物の魚類を除く多くの種にある、顔の皮膚から連続して眼球(目玉)を上下から覆い保持する不透明で開閉式の器官である。「目蓋」という字からも分かるように、眼球(目)の蓋のような役割を果たしている。眼瞼(眼𥇥、がんけん)ともいう。
上側を上瞼(上𥇥、うわまぶた)、下側を下瞼(下𥇥、したまぶた)という。
(出典:Wikipedia)
瞼
漢検1級
部首:⽬
18画
“瞼”を含む語句
二重瞼
上瞼
一重瞼
眼瞼
瞼毛
蘭瞼
二重眼瞼
下瞼
目瞼
下眼瞼
上眼瞼
冐瞼旅行譚
一重眼瞼
眸瞼
二皮瞼
眼瞼縁炎
瞼下
瞼眼
瞼際
腫瞼
...