“上瞼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うわまぶた75.0%
うはまぶた20.0%
うわめ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなときの克子は、上瞼うわまぶたを伏せてめくら特有のくまどったような目つきをし、今にも泣きだしそうに口尻を細かくふるわせていた。
赤いステッキ (新字新仮名) / 壺井栄(著)
太つた方は下を視るには視たが、垂れた上瞼うはまぶたの下から、半分おこつたやうな、半分気味を悪く思ふやうな目をして、横ざまに己の顔を見た。
(新字旧仮名) / グスターフ・ウィード(著)
政吉 もうちょいと、上瞼うわめを引っ繰り返しな。
中山七里 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)