“上眼瞼”の読み方と例文
読み方割合
うわまぶた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しく云えば、上眼瞼の、眉毛の下のところに、ときどき微かなりのようなものが現れたり引っ込んだりするようになったのは、つい最近のことなので
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
歯をくいしばり、眼は上眼瞼のうちに引きつけて白眼ばかりが覗いていた。そしてしきりに両手で胸の所を掻きむしるようにしていたが、その手は胸に届いていなかった。
生あらば (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
眼輪匝筋は豊かに肥え、上眼瞼は美しく盛り上って眼瞼軟骨の発達を思わせる。眼瞼の遊離縁も分厚く、内眥外眥の釣合は上りもせず下りも為ない。そして涙湖、涙阜が異様な魅力を以て光っている。
九代目団十郎の首 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)