トップ
>
上眼瞼
>
うわまぶた
ふりがな文庫
“
上眼瞼
(
うわまぶた
)” の例文
委
(
くわ
)
しく云えば、
上眼瞼
(
うわまぶた
)
の、
眉毛
(
まゆげ
)
の下のところに、ときどき微かな
翳
(
かげ
)
りのようなものが現れたり引っ込んだりするようになったのは、つい最近のことなので
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
歯をくいしばり、眼は
上眼瞼
(
うわまぶた
)
のうちに引きつけて白眼ばかりが覗いていた。そしてしきりに両手で胸の所を掻きむしるようにしていたが、その手は胸に届いていなかった。
生あらば
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
眼輪匝筋
(
がんりんそうきん
)
は豊かに肥え、
上眼瞼
(
うわまぶた
)
は美しく盛り上って眼瞼軟骨の発達を思わせる。眼瞼の遊離縁も分厚く、
内眥
(
ないし
)
外眥
(
がいし
)
の釣合は上りもせず下りも為ない。そして涙湖、
涙阜
(
るいふ
)
が異様な魅力を以て光っている。
九代目団十郎の首
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
瞼
漢検1級
部首:⽬
18画
“上眼”で始まる語句
上眼
上眼遣
上眼使
上眼窩弓