“うわめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上眼60.4%
上目37.5%
上瞼2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとある折、綽名あだなをバテレンとも神父サンとも呼ぶ髯面ひげづらの老工員が、ぼくを上眼うわめごしでジロと見、「よしな。おめえは」と、ぼくを睨んだ。
そして少し上目うわめをつかって鏡のほうを見やりながら、今まで閉止していた乱想の寄せ来るままに機敏にそれを送り迎えようと身構えた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
政吉 もうちょいと、上瞼うわめを引っ繰り返しな。
中山七里 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)