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下瞼
ふりがな文庫
“下瞼”の読み方と例文
読み方
割合
したまぶた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したまぶた
(逆引き)
朱丸は
頑是
(
がんぜ
)
ない六歳だけに、母の膝によって眠っていたが、濃い
睫毛
(
まつげ
)
が
下瞼
(
したまぶた
)
を蔽うて、どこやらに寂しそうなところがあった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それから主人は鼻の膏を
塗抹
(
とまつ
)
した
指頭
(
しとう
)
を転じてぐいと
右眼
(
うがん
)
の
下瞼
(
したまぶた
)
を裏返して、俗に云うべっかんこうを見事にやって
退
(
の
)
けた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
風外は泣き出しさうな使者の顔を面白さうにじつと見入つてゐたが、相手の言葉がちよつと途切れると、いきなり
下瞼
(
したまぶた
)
を押へてあかんべいをしてみせた。
茶話:12 初出未詳
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
下瞼(したまぶた)の例文をもっと
(15作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
瞼
漢検1級
部首:⽬
18画
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下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
検索の候補
下眼瞼
瞼下
“下瞼”のふりがなが多い著者
三木竹二
徳冨蘆花
国枝史郎
有島武郎
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薄田泣菫
海野十三
吉川英治
森鴎外
岡本かの子