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『些細な事件』
ふりがな文庫
『
些細な事件
(
ささいなじけん
)
』
わたしは在所から都の中に飛込んで来て、ちょっとまばたきしたばかりでもう六年経ってしまった。その間、耳にもし眼にも見たいわゆる国家の大事というものは、勘定してみるとずいぶん少くないが、わたしの心の中には何の跡方も残らない。もしその事について影 …
著者
魯迅
翻訳者
井上紅梅
ジャンル
文学 > 中国文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
馳
(
か
)
釦
(
ぼたん
)
小歇
(
おや
)
轅
(
かじ
)
思付
(
おもいつき
)
一攫
(
ひとつか
)
突傷
(
つききず
)
身体
(
からだ
)
躓
(
つまず
)
跡方
(
あとかた
)
諳誦
(
あんしょう
)
行
(
ゆ
)
著物
(
きもの
)
臂
(
ひじ
)
肯
(
き
)
浮塵
(
ふじん
)
梶棒
(
かじぼう
)
扶
(
たす
)
慚愧
(
ざんき
)
後影
(
うしろかげ
)
幸
(
さいわい
)
大門
(
おおもん
)
因
(
よ
)