“其積”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのつもり60.0%
そのつも40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうだ更に初めても構いはせぬなア面白い初めようじゃ無いかし/\其積そのつもりず第一に此家の店番を呼び問正といたゞして見よう
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
エヽ麻布あざぶ三軒家さんげんやなんで。「うも大変たいへんに遠いね、まアい、ぢやア其積そのつもりで。金「へいかしこまりました。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
それですが、江戸時代の文学だの、明治の文学だのと云ふ六ヶ敷むつかしいことになると、言ひにくうございますから、たゞね、小説、草双紙くさざうし京伝本きやうでんぼん洒落本しやれぼんと云ふ其積そのつもりで申しませう。
いろ扱ひ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「そりゃ貴下あなたさえ其積そのつもりで確乎しっかりしていて下さるなら、私は何年でもお待ち申しますわ」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)