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一蹶
ふりがな文庫
“一蹶”の読み方と例文
読み方
割合
いつけつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつけつ
(逆引き)
君に写実の能なしとは言はず。天下、君を指目するに皮肉家を以てす、君何んすれぞ
一蹶
(
いつけつ
)
して、一世を罵倒するの大譬喩を構へざる。
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
それもドブンと不意に川に
陥
(
はま
)
つたやうに其話に移るので、聴手は一寸
呆気
(
あつけ
)
に取られてゐる中に、話は
一蹶
(
いつけつ
)
して向岸に躍り上つてしまふ事がある。
露都雑記
(新字旧仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
醜悪なる社界を罵蹴して
一蹶
(
いつけつ
)
青山に入り、怪しげなる
草廬
(
さうろ
)
を結びて、空しく俗骨をして畸人の名に敬して心には
遠
(
とほざ
)
けしめたるなり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
一蹶(いつけつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
蹶
漢検1級
部首:⾜
19画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一蹶”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
北村透谷