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『露都雑記』
ふりがな文庫
『
露都雑記
(
ろとざっき
)
』
ネミローウ※チ、ダンチェンコ氏が日本のさる田舎の停車場で、何心なく汽車の窓から首を出すと、そこの柵外に遊んで居た洟垂らしの頑童共が、思ひがけず異人馬鹿と手を拍つて囃したので、氏は驚いて首を引込めた事がある。それからはこの「異人馬鹿」が耳に附 …
著者
二葉亭四迷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
直
(
たゞち
)
連
(
つな
)
円
(
ま
)
面
(
かほ
)
是
(
こゝ
)
上
(
うへ
)
陥
(
はま
)
洟垂
(
はなつた
)
此方
(
こつち
)
按
(
あんず
)
取
(
とつ
)
調戯
(
からかは
)
想
(
おもひ
)
挙
(
こぞ
)
一寸
(
ちよつと
)
度
(
たび
)
掩
(
おほ
)
贔屓
(
びいき
)
格子
(
かうし
)
喘
(
あへ
)
呆気
(
あつけ
)
連
(
つれ
)
異
(
こと
)
田舎
(
ゐなか
)
罵詈
(
ばり
)
疵
(
きず
)
看
(
み
)
算
(
かぞ
)
続柄
(
つゞきがら
)
挨拶
(
あいさつ
)
若
(
も
)
見做
(
みな
)
陳
(
の
)
頓
(
とみ
)
頗
(
すこぶ
)
頻
(
しき
)
囃
(
はや
)
一蹶
(
いつけつ
)
亦
(
また
)
今歳
(
ことし
)
代物
(
しろもの
)
伯林
(
ベルリン
)
何人
(
なんぴと
)
出
(
で
)
動揺
(
どよ
)
可惜
(
あたら
)
狼烟
(
のろし
)
外
(
ほか
)
宜
(
よろ
)
尾陋
(
びろう
)
弥
(
いや
)
怪
(
け
)
恰
(
あたか
)
抓
(
つま
)
拍
(
う
)
流石
(
さすが
)