“そうろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
草廬56.3%
37.5%
草盧3.1%
草露3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜀漢しょくかん劉備りゅうび諸葛孔明しょかつこうめい草廬そうろを三たびう。これを三れいと言うてナ。しん、もと布衣ほい……作阿弥殿、御名作をお残しになるよう、祈っておりますぞ。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
生も死も、宇宙万般の現象も尋常茶番となって了う。哲学でそうろうの科学で御座るのと言って、自分は天地の外にたっているかの態度を以てこの宇宙を取扱う。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
彼らはそのあたりの崖を平にして第二の草盧そうろを営んだ。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
第一の叔は遠く奥州の雪ふかき山にうずまれ給いしかば、その当時まだ幼稚いとけなき我は送葬の列に加わらざりしも、他の三人の叔はおくさきだちて、いずれもこの青山の草露そうろしげき塚のぬしとなり給いつ
父の墓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)