“さふらひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
侍士33.3%
武士33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出せといふに又一人も同じく侍士さふらひに向ひおう然樣さうだ殘らず渡したとてそんはあるまいコウ侍士さふらひ大方おほかた此女は餘所よそ箱入娘はこいりむすめそゝのかし云合せて親の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
着したる旅の侍士さふらひ一人入來り其方へ少々尋ね度仔細しさいありと申にぞ名主用右衞門は何事なるやと思ひ早速さつそく座敷へ通して茶烟草盆たばこぼん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぬすむなどと云卑劣ひれつ武士さふらひにあらず是にても疑ひははれぬかと云ふに久兵衞は大口おほぐちあい打笑うちわらひイヤサ盜人ぬすびとたけ/″\しいとは貴殿きさまの事なり此品々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
思ひ出しさても/\如何成事にて斯迄武運ぶうん盡果つきはてたるこの身かな以前は越後家にて五百石の祿ろく頂戴ちやうだいし物頭役をもつとめ大橋文右衞門とも云はれたる武士さふらひが人の金ゆゑ寢ず番を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
やぶから棒にさふらへども、いつぞや御話しいたし候ひし小生あの夜の実験以来、驚きと喜びとの余勢、一種のインスピレーションやうのもの存続いたしさふらひて、躰にも多少の影響なきを得ず候ひき。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)