“武運”の読み方と例文
読み方割合
ぶうん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そらこが狼火のろし……そして最後さいご武運ぶうんいよいよきてのあの落城らくじょう……四百年後ねんご今日こんにちおもしてみるだけでも滅入めいるようにかんじます。
いつもであると、訣別けつべつに際し、各艦は水平線上に浮かびあって、甲板上に整列し、答舷礼とうげんれいを以て、おたがい武運ぶうんと無事とを祈るのが例であった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そしてご武運ぶうんだにあらば、おりを待ってまたの大事をおはかりなさるのがなによりの万全ばんぜんじゃ。……晴季はそう思うが、御意ぎょいのほどはどうおわすの?
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)