“万全”の読み方と例文
読み方割合
ばんぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてご武運ぶうんだにあらば、おりを待ってまたの大事をおはかりなさるのがなによりの万全ばんぜんじゃ。……晴季はそう思うが、御意ぎょいのほどはどうおわすの?
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「もう大丈夫だ。明日になれば元気を恢復するだろう。そしてもう、学生たちには襲撃されないように万全ばんぜんの手配をしてあるから、安心したまえ」
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのことをおもえば、なにものにも万全ばんぜんすることはかなわないだろう。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)