“草露”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くさつゆ50.0%
そうろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに甘味スウイティだから、ペトラはあの、アンダルシアの荒野に実る黒苺くろいちごみたいな緑の髪と、トレドの谷の草露くさつゆのようにひらめく眼と歯をもつ生粋のすぺいんだったが
第一の叔は遠く奥州の雪ふかき山にうずまれ給いしかば、その当時まだ幼稚いとけなき我は送葬の列に加わらざりしも、他の三人の叔はおくさきだちて、いずれもこの青山の草露そうろしげき塚のぬしとなり給いつ
父の墓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)