“はやと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隼人91.4%
速人2.9%
速戸2.9%
逸人2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆手さかてにとって万吉がパッと立った。お綱が蝶のように飛び離れると一緒に、三次、隼人はやとためなども、腰を立てて凶猛な気配りになる。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
婆あさんの運んで来た昼食ひるしょくを食べた。そこへぶらりと瀬戸速人はやとが来た。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
瀬戸速人はやととはY市の中学で同級にいたのである。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
最初の奥様のお子に逸人はやと様という御養子をなすって、お孫様もありました。逸人様は地方のお勤めですが、御邸内に広いお家がありました。御上京の折のお住いです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)