“はいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隼人80.0%
廃都20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高須隼人はいと、国家老、本多民部左衛門、川合蔵人くらんど、家老並、松平主水もんど、以下用人、番頭、物頭を大手門先の上邸へ招集し、大広間で古事披露の祝宴を張り、宴半ばで
無惨やな (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
十七日には、前日評議の末、京都の土佐藩邸から、家老山内隼人はいと、大目附林亀吉、目附谷兎毛ともう、下横目数人と長尾太郎兵衛の率いた京都詰の部隊とが大阪へ派遣せられた。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
刑事はうずくまったまま、はるか向うの辻をかしてみた。そこは水底みずそこに沈んだ廃都はいとのように、犬一匹走っていなかった。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)