“なおり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
全治33.3%
33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福円の妻女は至って優しい慈悲深きたちゆえ親も及ばぬほど看病に心をつくし、桃山ももやまの病院にまでいれて、世話をしてやった、するとある夜琴之助が帰りきたり、全治なおりましたからお礼に来ましたと
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
大奥様の御病気はそう御重態というほどでもございませんが、一向はかばかしくはおなおりになりません。お医者様からは厳重に絶対安静を申渡されました。
蛇性の執念 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
ひとりなおり今朝けさの腹たち 来
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)