“御癒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おなお80.0%
おなほ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その名刺の名前の人はまた来るそうですよ。いずれ御病気が御癒おなおりになったらまた伺いますからって、帰って行ったそうですから」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「もうこぶ御癒おなおりですか。」
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「奥様、斯ういふ処へ被入いらしつた丈でも、もう御癒おなほり遊ばしたやうな気分がなさいますでせう。何ですか、東京から見ますと、御陽気からして違ひますこと。」
灯火 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)