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『誤診』
ふりがな文庫
『
誤診
(
ごしん
)
』
「先生」 とその男はいった。 「僕に結核があるかどうか、御診察の上で、包みかくしのないところを仰しゃって下さい。大丈夫ですよ、僕は確かりしています。どんな診断を聞かされたって平気なもんです。第一、先生はぶちまけていって下さる義務があります。 …
著者
モーリス・ルヴェル
翻訳者
田中早苗
ジャンル
文学 > フランス文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1926(大正15)年9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
退
(
ず
)
臨終
(
おわり
)
審
(
さば
)
些
(
ちっ
)
確
(
しっ
)
煩
(
うる
)
直
(
じ
)
体
(
たい
)
手先
(
ブラ
)
慰藉
(
なぐさめ
)
制
(
と
)
燈火
(
あかり
)
父親
(
てておや
)
左様
(
そう
)
妖怪
(
ばけもの
)
両腕
(
りょうて
)
仰
(
あお
)
詰
(
なじ
)
何病
(
なん
)
内
(
なか
)
裁判
(
さばき
)
迂闊
(
うっかり
)
踵
(
かかと
)
首脳
(
セルヴォ
)
癒
(
なお
)
頤
(
あご
)
真実
(
ほんとう
)
紅
(
あか
)
縡切
(
ことき
)
肥
(
ふと
)
起
(
た
)
背負
(
しょ
)
臭剥
(
しゅうぼつ
)
苦患
(
くげん
)
診断
(
みたて
)
苦悩
(
くるしみ
)
娘
(
こ
)
仄
(
ほの
)
仰
(
おっ
)
倚
(
よ
)
傍
(
そば
)
先刻
(
さっき
)
切先
(
きっさき
)
割
(
さ
)
卓子
(
テーブル
)
可
(
い
)
堪
(
たま
)
汚点
(
しみ
)
室
(
へや
)
寝
(
やす
)
寧
(
むし
)
屹度
(
きっと
)
搦
(
から
)
撞
(
つ
)
旺
(
さか
)
曾
(
かつ
)
横
(
よこた
)
死別
(
しにわか
)