なを)” の例文
けれどもまちかならずしもなをらないとはおもはなかつた。そしてどうかしてはやくなほしたいといつもかんがへてた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
もつともその晩、まだ宵の内に氣分が惡いと言ひ出して、自分の部屋へ私と母親を呼び付けて大騷動したがね。雪隱せつちんへ行くとケロリとなをつたと言ふから、安心して引取つたが