“湖面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こめん83.3%
うみづら16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるかに芝原水源地が、ひょうたん形をして湖面こめんがにぶく光っている。明日の行程こうていでたどりつく目的地の湖尻こじりの小屋が、豆つぶほどに見える。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いくほどにかすみはだんだん深くなりました。そして湖の岸の土手どてまでいくと、湖面こめんはまるでゆめを見ているように、とろんとかすんでいました。
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)
唄ってしまうと甚太郎は、何んの屈託もなさそうにキョロッとした眼をとほんと据えて、まじまじと湖面うみづらを眺めたが
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)