“大雷鳴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおかみなり50.0%
おおがみなり25.0%
おほかみなり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小屋を吹き飛ばすような大あらしも、山がくずれるような大雷鳴おおかみなりも、めったにこの少年を驚かすほどのことはなかった。それがきょうにかぎって顔色をかえてふるえて騒ぐ。
木曽の旅人 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
お前は己んとけへ知せに来ていて、茂之さんのお内儀かみさんが一人で留守居をして居ると、大夕立大雷鳴おおがみなり真暗まっくらとけへ這入って、女房を殺した時の心持は何うだったろうと
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「若い女が、あの大雷鳴おほかみなりの中を、裸體で屋根を渡るのは容易なことぢやないぜ」