“春日(カスガ)” の例文
順道(ジユンタウ)ならば、今頃は既に、藤原の氏神河内の枚岡(ヒラヲカ)の御神(オンカミ)か、春日(カスガ)の御社(ミヤシロ)に、巫女(ミコ)の君(キミ)として仕へてゐるはずである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
石上(イスノカミ) 布留を過ぎて、薦枕(コモマクラ) 高橋過ぎ、物さはに 大宅(オホヤケ)過ぎ、春日(ハルヒ)の 春日(カスガ)を過ぎ、つまごもる 小佐保(ヲサホ)を過ぎ
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ちはやぶる神の社しなかりせば、春日(カスガ)の野辺に粟蒔かましを(万葉巻三)
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)